● それでも俺にパスを出せ サッカー日本代表に欠けているたったひとつのこと 釜本邦茂
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2017年2月発売の本です。
ペレさん、70年代の西ドイツを中心に書かれたサッカーの本と読んだので、
釜本邦茂さんの本も読みたくなりました。
ペレさん、オベラートさんは、釜本さんの引退試合にゲストで来ましたね。
引退試合のヤンマーの3点目は、
釜本さんのスローインを
↓
ペレさんが繋いで
↓
オベラートさんの得点でしたし。
このゲームの注目の3人が関わったゴールでした。
なので、
次は、釜本さんの本を読んでみようと思ってました。
本には、釜本さんの両親のこと、サッカーを始めた頃のことから、この本が書かれた頃まで釜本さんが歩んできたサッカーのことを知ることができました。
僕がサッカーを始めた頃は、釜本さんは選手生活の晩年でした。
すごい選手だとは思っても、全盛期の活躍はあんまり知らないんですよね。
子供の頃にもサッカー雑誌や人から聞いたりして知ってることもあったけど、今回、この本を読んで、全盛期の釜本さんの凄さを改めて知ることができました。
釜本さんの引退試合のことが書いてあるところは、僕が知らなかったことも書いてありました。
「オベラートはどうか」
「私は友情のためにここにきたんだから」
オベラートさん、僕の好きなサッカー選手の一人です。
「クライフ? 釜本とは特に縁はないやろ」
釜本さんは、クライフさんにも、引退試合に来てほしかったみたいですね。
本人も出る気でいた、みたいなことが書いてありました。
ペレさん、オベラートさん、釜本さんの3人でも豪華ですが、さらにそこにクライフさんも加わったとこ、見てみたかったな~
釜本さんが、ユニセフ主催の慈善試合の世界選抜の一員に選ばれて、創立80周年を迎えたバルセロナと試合をした時のことで、試合以外で忘れられないこととして、
「クライフの親切さ」
についても書いてありました。
クライフさんも、僕の好きなサッカー選手の一人なので、知れてよかったです。