● 全国制覇12回より大切な清商サッカー部の教え 元川悦子
この本の、楽天ブックスさんのページの商品説明の目次から。↓
第1章 清商から世界の舞台へ4人のワールドカップ戦士(名波浩「分析眼」/川口能活「飽くなき向上心」/小野伸二「影響力」/平野孝「名脇役」)
第2章 さまざまな舞台で活躍する3人の個性派(江尻篤彦「気配り」/藤田俊哉「前向きさ」/安永聡太郎「哲学」)
第3章 熱い思いを胸に走り続ける才能豊かな4人の現役選手(平川忠亮「吸収力」/小林大悟「伸びしろ」/水野晃樹「継続」/風間宏希「要求力」)
第4章 清水のサッカーをもう一度全国へ2人の指導者の決意(風間八宏「こだわり」/大瀧雅良「人事を尽くして天命を待つ」)
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本が発売された頃(だったかな?)に読んだ本なのですが、久しぶりにまた読んでみました。
そろそろ、高校サッカー選手権の時期だし。
少し前にブログの記事にもしたけど、
『第64回全国高校サッカー決勝 清水市立商業 vs 四日市中央工業』
この動画をYouTubeで見たこともあって、清水商の本をまた読み返してみたくなったというかね。
江尻篤彦さんのとこを久しぶりに読んだり。
最初から最後まで読みましたが、80年代後半~90年年代初め頃の自分と同年代くらいの選手の話が、特に懐かしく感じました。
本の『あとがき』のところに、
「ここで1つお詫びしておかなければならないのは、すべての清商出身者を取り上げることができなかったこと。2度目の選手権制覇の原動力となった三浦文丈、名波と同期の山田隆裕、薩川了洋、大岩剛、その1学年下の望月重良、3度目の選手権制覇に貢献した田中誠、佐藤由紀彦らのその後、プロとなって大活躍した面々にフォーカスできなかったのは本当に申し訳なく思っている。・・・」
と書いてあるのですが、
そうなんですよね、僕も、『あとがき』のところに名前が出てきた清商出身者達のことも、この本に載ってたらな~
なんて、思いました。
まあ、名門校というか伝統校なので、OBが多いと思うし、Jリーグや日本代表などで活躍したOBも多いと思うので、全員に取材して全員を一冊の本に入れるとなると、難しいのかもだけどね。
高校サッカーの名門校のことを書いた本で、いろんなことがあるんだと読んで知ったし、楽しく読めました。
前に読んだのは、10年くらい前だったので、忘れてることも多かったし、久しぶりに読めて、よかったです。
読み終えて、僕は、高校サッカーが好きなんだと思いました。