● レギュラーになれないきみへ 元永知宏
楽天さんのページの商品説明のところの、目次から。
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1 甲子園のスタンドから巨人の星を目指す 松原聖弥
2 野球の世界に別れを告げてクリケットに転向 山本武白志
3 三年生部員が挑む最後の試合『ラストゲーム』 塩見直樹
4 名門・広陵を準優勝に導いた背番号18のキャプテン 岩本淳太
5 26歳でIT会社社長になった「圧倒的な補欠」 須田瞬海
6 伝説の高校野球チームで得たもの なきぼくろ
7 東京六大学初の女性主務が見た「補欠の力」 小林由佳
8 「奇跡のバックホーム」を生んだ師弟の絆 矢野勝嗣
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僕は野球をやってたわけではないですけど、読んでみました。
野球もサッカーも、チームスポーツだと思うし。
僕は基本的に、一番上の学年になればレギュラーとして試合に出れてましたが、上手い同級生は入学して早い段階で試合に出ている人もいたので、試合に出れないというのも経験してると思います。
最上級生になる前の僕は、同級生でチーム作って試合やる時の副審だったり、同級生が試合してる時はグラウンドを走ってるだけみたいな補欠だったので、試合に出るようになってからも、試合に出れない人の気持ちみたいなのも、わかる方なのかもね。
強いチームは、試合に出る人だけでなく、試合に出れない選手の協力というか、全員でチームなんだというのを、読み終えてさらに強く感じました。
僕は一番上の学年になればレギュラーだったけど、その前は試合に出れないってのも経験してるし、優勝も何度か経験してるけど、ものすご~~~く弱いチームも経験してるんで、読んでてこの本に書いてあること、わかるとこもありました。
面白くて一気に読めた本だったんだけど、特に好きなのは、
『3 三年生部員が挑む最後の試合『ラストゲーム』 塩見直樹』
「いい補欠と悪い補欠がいる」
「補欠の力でチームは変わる」
のとこかな。
今思うと、補欠の時の僕は、「いい補欠」じゃなかったのかも・・・
まあ僕の場合、レギュラーになっても、あんまりいい選手じゃなかったかもなんですけどね。
僕は一番上の学年になればレギュラーになれたけど、
でもね、
僕よりもいい選手、いたと思うんだけどね。