● サッカーの神様をさがして はらだみずき
Amazonさんの商品説明のところの内容のところから。
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高校ではサッカーをすると心に決めていた春彦。しかし入学した新設高校にはサッカー部自体がなかった。あきらめきれず部の創設に奔走するが、難題が立ちはだかる。そんなとき、右足にハンデを持つ不思議な生徒が現れ、コーチになりたいと春彦に告げる。果たしてサッカー部として認められるのか。やがて彼らは最後の夏を迎える―。かけがえのない出逢いと別れ。輝かしい日々と人生に立ち止まった現在を描く傑作青春小説!
Amazonさんの商品説明 ここまで。
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主人公が入学した新設の高校にはサッカー部がなくて、人数集めからなんですね。
弱小高校が強くなって勝ち進んでいくという本ではありません。
高校受験に失敗した僕は、サッカー部はあったけど、人数は少なく、少ない人数の中、高校から始めた人が多いというサッカー部でした。
練習に出てくる部員がほとんどいなかったり、練習試合の時も人数が足りなかったりということもあったので、なんかね、自分の高校時代を思い出しながら読みました。
物語とさほど関係ないのですが、
「黒地に白の三本ラインのモンブラン・コーチャーブラック」
「ヤスダの紺のサッカーパンツ」
ほぼ同じだけど
「ヤスダの紺色のサッカーパンツ」
など、
文章の中で懐かしいサッカー用具が出てきました。
ちなみに僕は、
コーチャーは、主人公と同じコーチャーブラック(サッカーの練習で履いたことないけど)
ヤスダは、
白のロンパン
緑のロンパン
でした。
本のタイトルの
「サッカーの神様をさがして」
というのは、
この本に登場する人物の特徴から、ある程度想像できるんじゃないかな?
ただ、この本の中には、正解が書いてないように、僕は感じました。
まあ、正解を探す必要はないんですけどね。